環境問題

2008年7月16日 (水)

Uchiwa 6月6日伊東の円山公園に妻と蛍を見に行った。公園は駅より20分くらい山のほうに登った小沢川沿いの鬱蒼とした所で、大平山577.7mの登山口でもある。

乱舞とまでは行かなかったが、ゲンジボタルの飛び交うのが見られた。ただ見物人の側まで飛んで来て止まったのは青白く明滅して綺麗だったが、川の付近で飛んでいるのはそれ程青白く見えなかった。でもホタルはテレビではよく見ているが、この年になって実際に見たのは初めてだ。

最近テレビで見たのだが、ホタルの幼虫の餌はカワニナだが、コモチカワツボという似た外来種が各地で大繁殖、これを幼虫が食べると光線が弱くなり、光を頼りの交尾が難しく、ホタルの絶滅の恐れが心配されているとか。

原因はホタルを殖やそうと、カワニナに似たコモチカワツボを放したという説が有力だ。良かれと思ってした事が、その様な結果になるとしたら残念な事だ。  参照

横に赤ん坊を背負って座った女性がいたが、その子の帽子のてっぺんに飛来して止まり明滅しだした。気付かないので教えてあげると周り中が大喜びだった。

一匹のほたる飛び来て明滅し背なの赤子の帽子とまれり

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2008年7月13日 (日)

エコの大合唱

Inemuri_jiisan 最近マスコミや企業のエコだのCO2削減での対応は凄い。先月は環境月間とかで、NHKはじめどの局も沢山の時間を割いてやっていた。

6月8日にはNHKと民間で長大な番組を組んでいたが、一寸見ただけだが例の24時間テレビと同じでお祭り騒ぎとしか見えない。

山の中で2泊3日のサバイバルとかで、お笑い芸人がやっていたが、煙がもくもく出る装置で採った山菜を揚げて食べていたが、家庭でガスで調理するよりCO2が何g削減されるとか。最近は一寸でも煙を出すとご近所から煙たがられるのだが・・・

あんな事に時間を割くくらいなら、放送時間を短縮するほうがどんなにエコか知れない。NHKは教育テレビを短縮するそうだが。

私は人が騒ぎ出すととたんに嫌になるたちで、最近の温暖化問題に対するこの騒ぎ様はどうも好かない。

電灯をこまめに消すとか、エコとは一人一人が決心して、自身の身の回りで出来る小さいことからやっていく、地味な運動ではないだろうか。CO2を撒き散らすかのようなお祭り騒ぎはご免だ。

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2008年7月 7日 (月)

七夕でライトダウン

Star_3我が国は1km四方に14台も自販機がある、自販機大国だそうだ。現在550万台あり日本自販機工業会によると、「置ける所にはほぼ置きつくした」そうだ。

自動ドアも欧米諸国とは比ぶべくもない普及ぶりであり、ここは「手動ドア」の表示が見られるほどだ。

東京タワーや名古屋城など、ライトアップされている7万5千施設で七夕の日、2時間のライトダウンが実施される。(以上東京新聞、筆洗欄より)

家庭で要らない電灯を消そうとか、冷蔵庫のドアの開閉を少なくとかが、電気代の節約、CO2削減の点で言われているが、上の三つは極論すれば無くてもいい物ばかりだ。

自販機は台数制限が出来ないものか。24時間ブーンと唸っている冷暖房のモーター音を聞いていると、家庭でこまめに電灯を消しているのが空しくなってくる。

自動ドアも荷物の時とか便利だが、慣れてしまえば無くても済む。省エネの点で無い方が良いと思うが。

ライトアップに至っては全く不要なもので、ライトダウンどころか即廃止すべきと思っている。北朝鮮には負けるがライトが溢れ過ぎている。

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2008年5月24日 (土)

海岸に漂着するゴミ

Chiritori_2 国土交通省の推計によると2006年秋の時点で、全国の海岸に漂着したゴミは2万6千t以上とされ、その6~8割は国内陸域から流出したと見られるそうだ。そこら中にポイ捨てされるゴミが河川などにより海に流れ込んでいるわけだ。

あの美味しい"しらす"だが、しらすの漁師さんに聞いた話が海守に載っていた。それによると、しらすの値段が高い理由の一つに、人手を掛けてゴミの除去をしなければならない事だそうだ。

しらすを網で獲る時同時に細かく砕かれた発泡スチロール屑とプラスチック片等が一緒に入ってしまい、これを一つ一つ手作業で取り除くのが大変で、人件費が値段を押し上げているそうだ。

海岸に漂着するゴミの多さには各地の自治体も悲鳴を上げており、処理費用が足りなくなり放置している所も出ており、政府レベルの対策が求められている。私も時々国道に車より投げ捨てられるゴミを拾っているがいたちごっこだ。

空き缶などを預かり金を上乗せして戻すと返金する"デポジット制"の導入も全国的に普及させるべきだし、大体24時間無駄な電気を浪費している沢山の自販機は、何とかならないものか。何気なくポイ捨てのゴミが日本の海岸を汚染している。

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2008年5月10日 (土)

割箸

Waribashi 割箸は現在年間230億膳使われ、国民1人あたり200膳にもなるそうだ。割箸は自然保護の人々より熱帯林を破壊しているといわれたが、これは誤りで熱帯の樹は組織が弱くすぐ折れるため使われず、カバ、エゾマツ、シラカバなどの北方材が使われている。

この様なわけで国内割箸製造は殆ど北海道で行われた。それも木材加工時に捨てられる廃材や、間伐材が当てられていた。間伐材は植林の際乾燥による枯死を防ぐため密植したのを成長すると今度は生育のためには間引く必要があり伐られたものだ。要するに自然破壊ではなく資源の有効利用だった。

Tabemonoya ところがファーストフードなどの飲食店、弁当屋が1980年代に大幅に増え大量で安価な割箸が必要となり、大手商社が海外での製造に力をいれたのだが、最終的に一番安価な中国からの輸入が独占となり、現在90%が中国産となり、このため国内割箸産業は壊滅的打撃をこうむった。

その中国だが安く上げるためにはすべての樹を一斉に伐る皆伐方式であり、伐った後には樹を植えるようにとの指示が守られず、農地に転用されたりして次の樹が育っていない。またこれが原因で洪水が起こるようになった。

Kim_ilsung_2 北朝鮮が金日成の時代に農業のために山の樹を伐るように奨励し、その結果いまだに洪水に悩まされている。私は大連で生まれたが、敗戦後すぐ中国人が近くの山の樹を手当たりしだい伐って持ち帰って後に雨が降ったら、それまで見た事も無い土砂の濁流が道路を激しく流れたのを覚えている。

森林は緑のダムと言われる様に雨水を保持して徐々に放出するので急激に増水せず、降らない乾燥時にも絶えず少しは流れているのが正常だ。割箸だけが原因ではないだろうが貴重な森林が失われているのは事実だろう。

Tyuugoku 日本の割箸需要のため中国では割箸が一大産業として出来上がり、今更これを潰すことも出来ない存在となってしまった。打撃を受けた日本の割箸製造の方々からすれば、心中穏やかならぬものがあるだろうが。

そこでまた間伐材の使用が見直されるべきで、現在間伐材の半分は利用されずに林内で朽ち果てているとのことだ。これを利用すればいいわけだが、安い中国産に対して2倍以上というコストの問題がある。

Fusten_water 自然破壊の他に割箸では薬剤公害の問題も生じている。日本人が白い割箸を好むので、漂白剤を使っている。また竹は5年くらいで使用出来るので、竹箸も現在20~30%中国から入っているが、カビ易いため防カビ剤を使っている点が問題だ。

基準が無いから検査しないと言っていた厚生労働省も事実を認め規制強化に乗り出したが、実態はまだ甘いものらしい。検出量は人体に影響なしと言っているが、各種食器、食材の毒性のものが一個の人体の中で合計されることが問題だと思う。

Tree この様にたかが割箸であるが、森林の破壊から日中の生産者の生活、薬品公害など多くの深刻で複雑な問題を抱えている。

私は環境破壊と聞いてスーパーのレジで「お箸はお付けしますか」と聞かれ「要らない」と言っていたが、間伐材利用と聞いて「要る」となった。しかし現状を知った今また「要らない」と言わなければならない。差し当たって我が家にある割箸をどうしよう。think

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2008年5月 5日 (月)

バイオ燃料が環境破壊

Gs 枯渇しない燃料として、またCO2の排出量が少ないとかで脚光を浴び、急速に開発が進むバイオエタノールだが、希少な生物種の生息地を破壊し、絶滅を招きつつあるとの生物多様性条約事務局からの報告がまとめられた。

バイオ燃料の原料作物であるトウモロコシ、サトウキビ、アブラヤシなどは天然林や湿地、草地などを切り開いて生産されるため、生物の生息地を破壊、絶滅を加速させると指摘される。東南アジアなど多くの国々ですでに森林の破壊を招いている。

また原料作物の栽培方法によっては、土壌中のCO2が大気中に放出される量が増え、温暖化防止どころか加速させる恐れありとか・・・

2007年4月よりGSでガソリンに混ぜてバイオ燃料の試験販売が開始されているが、ガソリンより揮発性の高いバイオエタノールは、直接ガソリンに混ぜると気化し易くなり大気汚染の原因となる懸念もある。

そして国内生産では原料が不足で海外からの輸入となれば、その輸送自体が汚染の原因になりいずれにしろ本末転倒だ。

政府は温暖化防止のためバイオガソリンのGSを増やす事に積極的らしいが、この様にバイオ燃料については問題が山積しており、手遅れにならないうちに再検討すべきだと思う。

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2008年4月20日 (日)

短い横断歩道と周辺

080420oudan1 16日のテレビ朝日、ナニコレ珍百景SP!!で、伊東の横断歩道が紹介された。たった2本の白線だけで日本一短いのかは定かでないが・・・

交差点は大川と言い国道135号線と県道12号線(修善寺街道)が交差している。

135号線と並行するバイパスに出る僅かの区間が狭い一方交通になっている。

080420oudan_3

080420oudan2

写真をクリックすると拡大。

観光番。築48年の廃止された県内最古の交番を利用して、観光案内所とした。ボランテイアの案内や通訳の方々が交代で詰めておられる。

080420oudan3

写真をクリックすると拡大。

東海館といな葉。四角い屋根の展望台のあるのが東海館。丸いのがいな葉。共に昭和初期に立てられた和風木造三階建ての温泉旅館。

東海館は1997年廃業、市が買い取って観光施設にした。高級木材の凝った造りで温泉の入浴も出来る。ここもボランテイアによる手入れ、説明などがなされている。

いな葉も昨年廃業、他の経営を探しているが中々見付からない様だ。市長は一旦無くすと復活は不可能なので、何としても残したいとの思いだが、ご多分に漏れず苦しい地方財政でありどうなることか。

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2008年3月29日 (土)

黄砂

Mask 中国の内陸であるタクラマカンやゴビの砂漠地帯から、偏西風に乗って黄砂がやってくる季節となった。日本も九州や中国地方の西海岸部がひどいようだ。春になって多いのは、発生地の土地の乾燥状態や気象条件によるらしい。

大連市で生まれて引揚げた私は、幼い頃黄砂をよく経験している。昼間でも雨雲の曇りよりひどい暗さで、黄色い帳が下りて鬱陶しい。満州の家の窓は二重になっているのだが隙間より入ってきて、清潔好きな母は一日中雑巾掛けでくたくたになっていた。

あれから60余年経ち、更に酷くなって来たらしい。北京、上海等の大都市での視程は、経済発展による大気汚染との相乗効果で大変悪くなっており、呼吸器系の弱い市民は外出時にマスクを手放せない。

砂漠緑化事業など植林その他の対策が随分前から色々行われているが、十分効果をあげていないのが現状で、最も大きな被害としては、1993年に内モンゴルで発生、死者112名、家畜の死亡48万頭に及んだ。

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2008年3月19日 (水)

その後の楳図邸と風車

Umezutei_3

景観問題で揉めていた吉祥寺住宅街の楳図さんの邸宅がほぼ完成した。楳図さんは今までの集大成とかで屈託が無い。

実際はもっとどぎつい赤だそうだ。テレビ中継では周辺に携帯で撮影している人が沢山見られた。

景観に関する法律が不備でこうして提訴しても負けてしまうのが現状だ。放置すると落ち着いた住宅街が遊園地化してしまう。

面白がっている人は多いが、自宅近くに建つなら嫌だという人も多いようだ。楳図さんもご自身の服装だけに止めておけばよいものを・・・(参照

Tenmokufusha2_2

こちらも同じ景観で反対のあった東伊豆の風車が10基、このように建ってしまった。

国からの補助金が出るとなって全国で盛んに作られ始めているらしい。

広大な国は良いが、我が国のような狭い国土では、エコの点から必要な風車にも規制は必要だと思うのだが、現在野放し状態のようだ。(参照

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2008年2月11日 (月)

だいち、はやぶさ、かぐや

Satellite アマゾンは世界最大の熱帯雨林で嘗ては500万平方kmあったが、横行する盗伐のためこの30年間で66万平方kmが失われたそうだ。ブラジルは摘発に努め、各国の人工衛星による写真を利用して一定の成果をあげた。

しかし晴天の日中しか撮影出来ないため、雨季を狙った盗伐が増えてきた。日本の地球観測衛星"だいち"は夜も撮影でき、雨雲も透視できるのでブラジルより援助要請となった。

2003年小惑星"いとかわ"へ向かった"はやぶさ"は2005年到着、サンプルを採集、この時私を含めた87万人の名前を刻んだネームプレートを投下した。現在2010年の帰還にむけ困難な努力が技術陣によって為されている。

月周回衛星"かぐや"は現在主1、副2の3衛星に分かれて月の様々な観測を行っている。これにも私を含め41万人の名前とメッセージが搭載されている。このほか JAXA(宇宙航空研究開発機構)では、各種の観測衛星が運用中13、開発中8というのが現状だ。

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2008年2月 9日 (土)

煙草か餃子か

Tabako 7日WHOはたばこに関連する世界の死者数が2030年までに年間800万人に上り、その約80%が発展途上国だけで占められる恐れがあると警告した。先進国で喫煙の規制強化などを受け、たばこ会社が途上国に販路を拡大するためと指摘している。

JT(日本たばこ産業)で扱った今回の毒入りギョウザの事件も、国内のたばこの売り上げが落ち込み外国に販路を求めているのと同時に、多角経営にも乗り出した時に起こった。

Gyoza_3 しかし確実に毒であるたばこの方は販売というのは、どう考えてもおかしくないか。この際JTはたばこの製造は廃止し、安全で日本一うまいギョーザの国内製造に専念したらどうだろう。JTならぬJGとして・・・。

ところで今日テレビで勝新太郎、中村玉緒夫妻の感動秘話を見た。(フジテレビの金曜日の告白)そこで癌に侵された勝が、たばこを止めたといいながら吸い出し記者団を煙に巻く有名なシーンになるが、実際は復活したいがため酒もたばこもやらなかったという。こういう演技は許される。smoking

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2008年2月 2日 (土)

118番

Tohdai 私の加入している「海守」より記事を転載。

118番にご協力を! [2008年01月31日(木)]
海上保安庁の緊急通報「118」番ですが、東京湾などを管轄する第三管区海上保安本部(横浜市)が昨年1年間に受理した236,550件の通報のうち、実際に事件や事故に繋がったものは、わずかに821件でした。割合にすると、有効な通報は0.3%で、残りの99.7%は間違いやいたずらです。

なお、99.7%の内訳は、着信時に電話を切る「即断」が46.1%で、119番などとの間違いが29.8%、無言19.2%、いたずらが4.5%となっています。地域によって多少の差がありますが、どの管区への通報も同じような状況です。ちなみに、110番や119番への無効通報は10~20%程度です。

救命活動に支障をきたす可能性もあり「いたずら」などは論外ですが、この緊急番号の重要性を理解している人が少なく、118番が浸透していないことが無効通報の減らない原因と考えられます。

海守会員の皆さんには、当時から積極的な118番通報をお願いしていますが、
皆さんのご家族やお友達は118番を知っていますか?どうか、多くの人に118番を広めてください。地道な活動ではありますが、果てしなく広い海と、延々と続く海岸線の安全と環境を守るためには、国民一人ひとりの協力が欠かせないのです。

日本の海はそんなに広い?
日本の国土面積(377,914km2)は世界ランキング60番代に位置していますが、海岸線の長さ(33,889km)や領海と排他的経済水域の合計面積(4,479,358km)では世界6位に躍り出ます。日本の海は広く、海上保安庁の「目」にも限界があります。

こんな時は118番 迷わず、直ぐに通報!
1、事件や事故に遭遇
2、密漁や密航を見聞きした
3、海でのルール違反や危険行為
4、不可解な船を目撃
5、危険物や油の漂着(漂流)
6、その他、海での不審な出来事
※通報者の秘密は守られます。
※海守会員は通報の際に「海守会員であること」を申し添えてください。

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2008年1月31日 (木)

JT輸入中国製食品に毒物

Gyoza_1peace 中国製冷凍ギョーザに入っていた有機燐系殺虫剤のメタミドホスによる食中毒事件が起きた。今回の薬品は生産段階でなく、工場で混入の疑いが濃いらしい。

中国の食品からはメタミドホスを始め各種の有害薬品が、基準値を超えて検出され、水際で阻止されているが、冷凍食品に関しては原材料が混在するため難しく、全部やっている訳ではないらしい。

中国の農村では農民がマスクもせずに農薬を散布しており、こういった人々が倒れても統計には入って来ないのではなかろうか。都市部においては、富裕層は外国から食品を取り寄せているそうだ。テレビのインタビューに店員が毒の無い食品などないよと語っていた。

今回輸入した食品会社の元締めはJT(日本たばこ産業)だ。たばこが売れなくなっているので食品分野に手を拡げている訳だが、他の冷凍食品業者が中国で二重三重の厳重な検査を行っているというのに、検査の仕組みすら無かったという。

今日本の輸入食品の大半は中国に頼っており、それは他の製品と同じで安いからだろうが、食の安全に関する事だけに、対岸の火事と済ませる訳にいかなくなったようだ。

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2008年1月15日 (火)

(山路回想26)杉チップ型バイオトイレ

House_5 山小屋のトイレについてはあまり思い出せないが、3箇所だけ強烈に記憶に残っている所がある。

1980.08.13南アルプス、甲斐駒ヶ岳から早川尾根に向かい、早川尾根小屋で一泊した時のこと。小屋は南へ傾いており頭を北にして寝た。(その後改築されたらしいが)

翌日の朝トイレに行って驚いた。青空の下に囲っただけで、溜めの上に板が渡してあり、下ではハエとウジが一杯で、昔我が家の溜め式トイレでも経験したことも無い凄さに辟易、出るものも出ずほうほうの体で引き返した。同宿の婦人に「出来なかったでしょ」と言われた。

1987.08.13同じく南アルプス、白峰三山縦走で、間の岳と農鳥岳の中間にある農鳥小屋に泊まった。ここのトイレから発する強烈なアンモニア臭には参る。二日前皇太子が泊まった筈だ。事前に道や施設が整備されるそうだが、トイレはどうしたのだろう。ヘリで臨時に運んだと何かで見た気がする。大門沢からの降路は地元の方が整備され歩き良かったが。

1979.08.18富士山頂に登った時も、頂上のトイレが余りに酷く、とても出来なくて五合目に下りる迄我慢した。現在富士山の各小屋のトイレは、バイオトイレに改められすっかり面目一新したそうだ。(07.02.10参照)

Bio1 静岡県三島市のNPO"グラウンドワーク三島"がこの活動に携わった。日本で一番沢山の登山者を迎える各山小屋では、シーズン中に溜めたのをそのまま放流、その跡は"白い川"といわれたが現在42箇所全てバイオトイレとなった。

杉チップ型バイオトイレは、杉チップにいる微生物の働きを活発化させて屎尿を分解、後には水と窒素ガスだけ残り、水は洗浄用に再利用され、何も出さず匂いもないという。

アメリカのマウントレーニア国立公園に設置の他、韓国の観光客の多い江華島に最近設置が決った。カンボジアのアンコールワットにも進出する計画だ。

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2007年12月25日 (火)

故障修理と買い換え

Stobe トイレ暖房機が買ってから1年一寸で故障した。急速に暖まるので夜トイレに入った時有難かったのだが、メーカーに電話すると保証期間を過ぎているので修理すると1万円以上になるとの事だ。買った値段は7千円だ。

これでは買った方が得という訳だが、エコの観点からだと修理してでも長持ちさせた方が良いのだろう。問題はメーカーの修理代が高い事で、我々消費者の負担によるのが納得いかない。儲けなど考えずせめて7千円位で修理出来ないか。

冷蔵庫なども省エネ型に変えた方が良いといわれるが、確かに電気代で早く元が取れるかもしれないが、古い物を解体するのにもエネルギーが必要な訳で、全体として果たして省エネになるのか疑問を持っている。

Telephone 電話機も数年前ファックス付きに変えたが、最近夜中にピピピッという音が入るようになり気になって寝られない。電話局、ネット接続業者とも異常は無く電話機らしいというので、メーカーに電話した。

引き取り修理するとこれも買った値段の倍は掛かるらしい。馬鹿馬鹿しいので物置に眠っていた旧型の電話機を引っ張り出し使っている。これだと停電しても使えるので良い。あまり高級で便利なのも考え物だ。滅多に無いファックスの時だけ棚から下ろして使う事とした。

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2007年12月23日 (日)

CO2削減待ったなし

Earth_2color IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書が11月発表され、地球温暖化に対して「今後20~30年の間に強力な対策を講じないと、もはや取り返しがつかぬ事態を招く」と警告を発した。

報告書によるとCO2等の温室効果ガスの増加によって、地球が温暖化すれば、当然海水の温度も上昇、海はCO2を吸収しているが、海水温が上がれば吸収するどころか放出源となる。そこで大気中のCO2の量が増え、そのため海水温が上昇という悪循環になる。

またシベリアのツンドラが溶けており、温室効果がCO2の23倍もあるという地下のメタンガスが空気中に放出され、さらに氷床が溶けるという悪循環を生む。

そのような悪循環が具体的に顕在化するのが、20~30年のうちで、一旦その輪が回り始めると、もはや取り返しがつかないという。

これを聞くと事態は思いの外早くやって来る様で、待った無しである事が判る。各国が自国の利害に囚われて議論している場合だろうか。さすがのアメリカも重い腰を上げようとしているかに見える。

省エネ先進国の日本は、この問題に積極的に関与し、我々一人一人も省エネ、CO2削減に出来る事から取り組んでいかねばと思っている。

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2007年12月13日 (木)

昨日のなつしま

071213natusima

071213natusima2

いずれも写真をクリックすると拡大。

昨日の海洋調査船"なつしま"。

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2007年11月28日 (水)

(山路回想22)林道

Kusshin 山を歩いていると林道によく出会う。最近は林道等を利用して車で奥まで入り、登る事が多いらしい。これは必然的に往復登山になるので、アプローチは楽だが縦走には不向きだ。

山で時間切れになって焦っている時、やっと林道に出られるとホッとする。暗くなってもこれを行けば里に出られると安心する。この様に山登りでは助かる面が多々ある林道だが、矢鱈と不必要なものがどんどん作られているとなると問題だ。

産経新聞07.11.26屋山太郎「天下り」に大甘な福田政権より

Shinkyaku →(前略)例の松岡農水相を自殺に至らしめた「緑資源開発機構」(中略)には林野庁から14人が天下り、補助金619億円を受け、傘下に8つの法人を設立してそこには30億円の補助金とともに217人が天下っている。(中略)

この機構は全国にあと2000km余の林道建設を目的としている。同機構の前身は森林開発公団ですでに1兆円を費やして全く不要の林道事業を終えた。

誰が考えても林道建設などは地方に任せるべきもの。地方自治体は必要最小限のものを選択するはずだ。地方に任せない新たな機構を作って中央の事業を続ける目的は天下り先を確保するためだ。(後略)←

Shinkokyu 私も林道が尽きて小沢に沿う山道になっても、ガードレールを付けるというどう考えても過剰な設備がなされているのを見たし、多くの林道がそうだが沢を横切る地点で台風などの度に土砂崩れが起きて、地元に多大な負担を掛け、果ては廃道化したところも沢山あるらしい。

材木を搬出するためとか、観光目的の林道なら判る。自然を破壊してまで不要な林道を作っては放置するのは、巨大リゾート施設を億の金で造って数10万で売り飛ばしている連中と同罪だ。

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2007年11月24日 (土)

砂浜の消失

Beach_parasol_3_2 海守ブログ07.11.22 砂が、浜が、消えていく より。→(前略)
「なぜ、今になって砂浜が消えているのか?」「台風などで砂浜が削られるのは昔から同じでは?」という疑問がありました。だって、台風ごときで砂がなくなってしまうのなら、日本中の砂浜はとっくになくなっているはずです。(中略)当然ですが、ちゃんと理由があるのです。海岸は消えるべくして消えつつあるのです・・・

まず、水や風など自然の力で地形などが「シンショク」される場合には「浸食」という字を使いますよね。ですが、海岸の「シンショク」を表す際に、行政や学術書は「浸食」といわずに「侵食」を使います。そこには、領土が侵されるという強い危機感が込められていると共に、その原因者が自然だけではなく人間なのだということを、暗に示しているように思えます。

前述のように、台風などによって砂浜が侵食されるのは昔から同じですが、山・川・海岸・海が自然のまま繋がっていた頃は、沖に連れ去られた砂も自然循環によってやがては海岸に戻り、山や川などからも水と共に土砂が運ばれてきました。

しかし、ダム・洪水対策・護岸・消波ブロックなどの人口建造物によって自然循環が妨げられ、海岸は侵食と堆積を繰り返しながら保ってきた絶妙なバランスを失ってしまったのです。そして、波の力を弱める効果をもつ砂浜が弱ると、荒波は強力なまま海岸の奥まで押し寄せ、皮肉にも防波堤や護岸を痛めつけています。(後略)←

Bikini_girl_5 私の住む伊東でも先日、強い波の影響で防波壁が一部崩れた。手前には波消しブロックがあるのにである。中心部を流れる大川も昔は漁船が出入りしたらしいが、今は上流にダムが出来腰の辺までしかない。

今国道135号線、道の駅マリンタウンの辺りは昔は磯遊びに良い場所だったとか。便利と引き換えに失ったものも大きい訳だ。そして失ったものを取り戻すには莫大な時間と労力と費用を要するのだ。

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2007年11月 5日 (月)

免許証返納

Car_3 大都市圏を抑えて私の住む静岡県が、自動車運転免許証の3年連続で自主返納日本一となった。返納者の大半は高齢者だ。

私も1962年免許を取得して以来、仕事で運転を続けて来たが、2001年仕事を辞めてからは専ら近所の買い物に使う程度となった。

しかし或る時交差点で右折しようとして、対向車を見落としあわやという場面があった。カーブした先から車が現れる、かなり見にくい交差点ではあるが、やはり注意力が鈍ってきたかとそれ迄にも感じたことがある。

2005年、72歳で返納を決め、警察を訪れる。「返納でもよろしいのですか」と聞かれたが、大きな事故を起こさぬ内にと返納することにした。希望者には運転経歴証明書が貰える。

Bicycle_3 今は自転車か1時間1台のバスを利用しており、重いものを運べない等色々不便はあるが、一方ガソリン代、車検等の費用が要らなくなったし、我が家の温暖化防止対策では、一番貢献しているのではないかと思っている。歩くので体にも良い。ただバスも無い所とか、体が不自由な方に対する対策の強化が必要と思う。

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2007年10月20日 (土)

富士山は危機遺産に?

071020fuji

↑1983.05.15御殿場~須走登山道1600m辺より。

現在富士山を世界遺産にしようという運動では、自然遺産をあきらめ文化遺産での登録を目指している訳だが、富士五湖を含めないと審査に耐えられないと言う事になっているらしい。世界遺産が増えすぎ審査が厳しくなっている面もあるようだ。

ところがここで、五湖周辺の住民が、漁業、林業、観光等で色々な規制が掛かる事に反対が激しくなっているそうだ。観光や世界遺産に詳しい淡野奈良教育大副学長は

「文化遺産としてとらえるなら富士山だけでなく、文化的景観として富士五湖も一体として考えるのが妥当だ。今後観光地は観光収入だけでなく環境保護にも相当な覚悟を持たないと生き残れない。ただ、地元が反発しているようでは世界遺産の前途は多難だ。」と述べている。(asahi.com 06.11.20)

18日フジテレビのスーパーニュースで木村太郎さんが、現状ではどっちにしても遺産に登録など良いとは思はない。危機にさらされている世界遺産(危機遺産)に登録すると良いと言っていた。

世界遺産から危機遺産になったり、登録と同時に危機遺産になった例もあるようだ。自衛隊の演習場、富士急ハイランド等の遊戯施設と、あまりにも自然が破壊されているのが実感だ。先進国として恥ずかしい話だが、危機遺産での登録を考えるべき時かと思う。元々ユネスコでは危機にある世界遺産を救うという精神で作られたのだから。 参照

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2007年10月13日 (土)

楳図さん宅OK

Housing_2 漫画家の楳図かずおさんが、東京都武蔵野市の"井の頭公園"に隣接した閑静な住宅街に、赤白縞模様に彩色した住宅を建てる事で、周辺住民が裁判所に訴えた件は、12日東京地裁で却下された。

住民側は「縞模様の住宅の建設は、良好な景観から恩恵を受ける権利(景観利益)の侵害に当たる」と主張、これに対し建てられている周辺が、良好な景観を維持するために建築物を規制する都条例の対象地域外であることから、「特別な景観のある場所ではなく、法律上保護に値する景観利益があるとは認められない」と判断された。

これは予想された通りで、テレビでは住民の「吐き気を催す」という発言は少しオーバーと思うが、「目印になって良いんじゃない」という程度の認識が結構多いのは残念なことだ。

日本では2005年美しい住環境を守るために景観法が制定されたが、未だ自治体が積極的でなく、武蔵野市の場合も色彩を規制する条例などは無く、法律の適用に無理があるようだ。でも住宅街では落ち着いたものが求められるのではないだろうか。

ヨーロッパの高さや色彩の統一された美しい町並みを写真で見て、何時も羨ましく思っている。日本だって奥飛騨の村等美しい所があるが、何時の間にか雑然としたみっともない街に全国がなってしまった。日本人は何時からこんなに色彩に鈍感になったのだろうか。

景観を破壊する行為は今各地で問題になっている。私の住む伊東の隣町の東伊豆町では、巨大な風車が林立するそうで住民が差し止めを請求中だ。せめて目立つ色彩の建築だけでも止めさせられないものだろうか。(一部 07.08.26の記事より再録。参照:風車高さ

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2007年9月24日 (月)

(山路回想13)ブナ(2)

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1985.06.02東丹沢の天王子尾根を下りた時のもの。

070924buna2

1986.12.21同角の頭1491mで霧氷に覆われたブナ。

070924buna3

1987.08.07桧洞丸のブナとマルバダケブキ(丸葉岳蕗)。

丹沢でブナの衰退、立枯れが問題になっている。京浜工業地帯の煤煙。鹿が殖え過ぎ下草を食い散らし、土壌が流出して枯れる等だがはっきりした事は判っていない。

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