« ニシキギ | トップページ | ホウチャクソウ »

2020年4月24日 (金)

旅の重さ

Book_20200424093201 素九鬼子著「旅の重さ」

「本の話」で戦後第1回芥川賞を受賞された、作家の由起しげ子さんが1969年亡くなられた時、机上に1山原稿が積まれてあった。ファンから送られて来た小説や随筆だった。

由起さんの芥川賞への機縁を作った、編集者の八木岡英治氏が、この整理に当たる事となったが、その中に、如何しても心を捉えて離さぬ作品がこの「旅の重さ」だったそうだ。

素さんによると、そのうち読んで見ましょうとの由起さんからの返事を戴いたそうだ。八木岡氏は素さんの住所が判らず、どうしてもとの思いから3年後の出版となる。それを素さんの知人が以前読んだ気がと知らせ、本人名乗り出となった。

母親の下から四国の太平洋岸を徒歩旅行する、16歳の少女の物語で、中々楽しくも苦しい旅行記となっており、「みずみずしい感性と文体は、青春でなければ表現できない無垢のもの」と解説は褒めている。 ★5 DVDでもあるので見るつもり。

 

|

« ニシキギ | トップページ | ホウチャクソウ »

読書」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ニシキギ | トップページ | ホウチャクソウ »