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2015年9月23日 (水)

星の岬

Book原田康子著「星の岬」

ノチェ・エンルム。何と美しい響きの言葉だろう。アイヌ語で星の岬というそうだ。その岬で起きた悲しい事件がこの物語だ。

原田康子の小説の多くに共通する、気が強いが、優しさもある魅力的な女性佑子、それに魅かれた弁護士の忍。

事故か事件か、相手を好きながら、忍は刑事のような役割となって、心ならずも彼女を追い詰めてゆく。

舞台となっている、サロマ湖からオホーツク海を北上する長大な海岸線。同著者の「風の砦」もここが登場する。ノチェ・エンルムは架空か、一寸した突起の岩で、アイヌの舟乗りが目印にしたとかではっきりしない。

美しい岬の情景が浮かび、この辺をゆっくり旅してみたいものだと思った。 ★★★★☆

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