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2015年1月13日 (火)

宮尾さん亡くなる

Book昨年の12月30日、宮尾登美子さんが88歳で亡くなられた。08年NHK大河ドラマのヒット作「天障院篤姫」が面白かったので、原作を読んでみたいと思った。これが又テレビと違い一気に読ませる筆力だった。

それ以来ほぼ全作品を立て続けに読み、残るは数作のみとなった所での訃報だった。幼い時は芸妓紹介業の家に育ち、屈折した性格ながら、その親をも唸らせる体験者ならではの作品を書いた。

そして夫の赴任で満州へ、引揚げてからの様々な苦労を基に書かれた作品もこれにつながってゆく。引揚げて郷里の仁淀川の川辺に立った感慨の場面が、何時までも名シーンとして記憶されている。

まだ読んでいない最後となった「錦」や、幾つかのものがある。今までどれを読んでも期待を裏切らないので、損をしないであろう作品と思い、引き続き楽しみにしている。

亡くなった女性作家では有吉佐和子、一昨年亡くなった高橋たか子があり、現役の高齢な吉田知子なども好きで、今少しずつ読んでいる所だ。

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