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2014年6月14日 (土)

甲府城

Home_2山梨の甲府市は人口減少が著しく、何とか食い止めるべく、甲府城の天守閣を復元しようという運動が起こっているそうだ。

武田信玄の領地としてかの有名な「人は石垣、人は城・・・」の文句。本人が言ったかどうか定かではないらしいが、その通りの城を持たない居館中心のユニークなものであったのは、衆目の知るところだ。

甲府城は武田滅亡後、信長、秀吉、家康等の支配下で築城され、天守跡はあるものの、天守閣があったかどうか、資料は今のところ定かではないそうだ。

学者の中には同時代の他の城を参考にすれば、ほぼ復元は可能とする人もある。一般の人々は、何でも良いから観光の目玉として賛成が多いらしい。

しかし市としては、長年正確な歴史考証により、城壁などを復元して来ただけに、肝心の天守閣が定かでないのはまずいという姿勢だ。信玄を愛する人達も静観の構えだ。

不確かな史実によって実現した天守閣など、まやかしとまでは言わないが、山梨県人に大きな影響を及ぼしている信玄の精神から言えば、そちらの方に力を入れるのが筋だろう。

天空の城ラピュタと騒がれる、兵庫の竹田城に観光客が押し寄せて、周辺の荒廃に悩まされているとか。人気さえ出れば良いというものではない。

なお、地方の人口減少は甲府に限らず深刻で、限界集落はもとより、シャッター街の増加やホテル、スーパーの倒産等はここ伊東でも凄い勢いで進行している。

このように地方に元気がないのには種々の原因があろうが、最たるものは派手なオリンピック主競技場の新設に象徴される、東京一極集中の考えが、政府や都にある限り救いは無い。

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