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2013年9月19日 (木)

オリンピックと一極集中

Tokyo_2020我々国民に対しては何も語らなかった安倍首相が、オリンピック招致プレゼンでは、「福島はコントロールされています」と公言した。現実は放射能汚染水が海えと垂れ流されており、東電も手に余るようなのに。東京のエアコンのために福島原発は出来たと思うのだが。

今一番オリンピックで沸き立っているのは、建設業界だろう。だが前は新幹線、高速道路と日本中が発展したが、今回はリニアは間に合わないし、東京だけの事で終わってしまうのだろう。その東京でも、郊外に沢山出来もてはやされた団地だが、いまや高齢化、老朽化が大問題になっているが、何ら抜本的な対策が聞かれない。

新幹線や高速道路はたしかに中央と地方の格差を縮め、インターチェンジ付近に工場や倉庫が出来て発展、最近はサービスエリアも、単なる車の休憩所でなく、楽しいものになって来ているようだが、運転しない高齢者には、誰かに連れていって貰わない限り無縁である。

ところで石ちゃんなどの東京の食べ歩き番組をテレビで見ていると、こんなという裏路地でも立派な店があり、充分やっていけているようだ。ここ伊東では駅前の再開発の計画も随分前から出来ているが、資金不足で一向動く気配はなく、バス車庫だった目抜きの所もポカッと空いて、お祭りの時山車が集まるくらいだ。

二つあった大型スーパーだが、一つは数年前遠くに去り、跡地は何と葬祭場に!そして後一つのスーパーが老朽化とかで廃業が決まった。改築にかけても採算合わないのだろう。唯一当ったのはバブル期の計画を縮小させて作られた国道にある「道の駅マリンタウン」だろう。稼ぎ頭らしいが、土産物屋や食物屋ばかりだ。

車社会とて駅辺りに元気が無く、道の駅や郊外大型店ばかり繁盛している。駅前にあった唯一の本屋も閉めた。一時間一台のバスでは不便で、20分余行きは歩くが、駅から一人位乗せたバスとすれ違い複雑な気持ちになる。このように幹線から遠い地域では限界集落や駅前シャッタ街が加速している。車を持たない年寄りが増える一方というのに、地方自治体の対策も手に余るようだ。

当初気の無かった世論が変わり、賛成に傾いたのはよく分らぬが、ある外人が招致に大きく関与していたとか。そうまでしなければ勝てない、異常なものということだろう。マドリードは財政状況、イスタンブールは治安、ドーピングなどが敗因とされるが、私としては親日のトルコに譲ってあげたらと思っていた。

東京では何かしら仕事があり、どんな店でもやっていける。それは一極集中のせいだろう。オリンピックで更にそれに拍車をかけるのかと思ってしまう。その費用で低所得者の家の耐震化を計ってあげた方がよほど良いと思うのだが、石原のカジノ構想とやらが、またぞろ息を吹き返しているとかで呆れてしまう。猪瀬知事、安倍首相これでよいのだろうか。

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