« センニンソウ | トップページ | イプシロン »

2013年8月26日 (月)

道標

神奈川県、丹沢山塊は東京に近く、町田に住んでいた頃は、小田急の始発等で随分通いつめ、殆どを歩いたが、その南西に位置する不老山928mでは、この辺を整備して道標などを取り付けておられる、岩田さんという87歳の方がテレビで紹介されていた。

Photo

岩田さんが作成した道標のひとつ

この方の道標は中々凝っており、クイズなどが記された楽しいものである。人柄も飄々としている。ところで町が設置した道標が間違っているとかで、引っこ抜いたのを持って警察に自首、ご自分のものを建てられたらしく、器物損壊で訴えられ、最高裁まで行き、結局執行猶予の懲役10ヶ月となった。

800115

不老山より丹沢主稜と丹沢湖西部。左手前は世附権現山(1981.01)  写真クリックで拡大

私もこの山には3回行ったことがあり、最初は新松田駅より登り、駿河小山駅に下ろうとしたが、道不明となり時間も無くなって来たので元の道へと引き返した。しかし時間切れで暗くなり、杉林のジグザグで小さな懐電では分らず立ち往生、運よく下りてこられた山仕事の方々の、大きな懐電で先導され助かった。

その次は何とか小山に辿り着いたが、藪道で道標も碌に無かった。次は籠坂峠から三国山を経て、不老山手前の湯船山1041.0m先の峰坂峠から車道に下りた。この頃は色々整備されて随分良くなったと思っていたが、1995年なので20年余という岩田さんの仕事だったと思われる。この間、あの重い道標を160本余も担ぎ上げたというから驚く。

新潟、糸魚川市の小野さんは10年掛け栂海新道を開鑿された。ここでは地元の自治体と山好きが上手く話し合って良い状態らしく、その方は指導標ごときで裁判とはと呆れておられた。最近は小山町も大分協力的になったとか。

富士山でも海抜0mの駿河湾から立ち上がる、廃道化した村山古道を復活させんと、活動される方々がいて、道標などを取り付けたが、役所に皆引っこ抜かれるとか。確定していないからとかだが、却って危険で、確定してから変更すればいいのでは。

大体山などは私有地も多く、其処を通らせて貰っている訳で、中には人家の庭先を出入りする山もあり、道標を巡って争う等は可笑しい。

|

« センニンソウ | トップページ | イプシロン »

山路回想」カテゴリの記事

感想あれこれ」カテゴリの記事

環境問題」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/202382/58060154

この記事へのトラックバック一覧です: 道標:

« センニンソウ | トップページ | イプシロン »