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2013年1月17日 (木)

富士山の世界遺産は尚早

Fuji富士山の世界文化遺産は、早ければ6月にも登録されるかもという。私が登ったのは1979年と1994年の2回だが、その時辟易したのは、頂上のトイレの汚さで、5合目に下りるまで我慢したのだった。今は各山小屋もバイオトイレになったそうで隔世の感だ。

富士山そのものは文句なく素晴らしいのに、その膨大な山体の周辺で人々が汚しているのが現状だ。ごみの不法投棄は、アルピニストの野口健さんなどの努力で、随分良くなったようだし、登山者のマナーも向上しているそうだ。

しかし現状、自衛隊、遊園地その他もろもろで、こまごまと引き裂かれている非道さは、一体これが国立公園に値するのかとさえ思ってしまう。前回自然遺産で見に来た視察団が溜息をついたのも、汚い以外にもそういうずたずたの様もあったろうと思う。

それでは文化遺産でと、周辺の色々な構築物を含めての申請は、かなり強引な感じだ。浅間神社や富士講、それに代わっての登山者の隆盛は悪くない要素だ。でもその登山者だが登録されればパンク状態になろう。野口さんも反対されている。

何の規制案も出してこない山梨、静岡両県。入山料を徴収するのは登山者にも賛同者が多いらしいが、権利関係が複雑に入り組んで難しいそうだ。これらを解決してから、日本一の富士山は自然遺産で登録するのが理想だが、奔走する「富士山を世界遺産にする国民会議会長」中曽根大勲位と川勝静岡県知事、どうだろうか。

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