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2012年4月29日 (日)

あの時人は

Bicycle_6東京新聞のPR誌「暮らすめいと」に載っていたのだが、NHKテレビが伝えた3.11大震災当日の記者が遭遇したという、いい話を転載させて貰おう。

ーーその夜、赤坂のシックなレストランに若い女性が疲れ果て倒れるように入ってきた。震災で客は誰もいない。彼女はここで待ち合わせていて、浅草橋から大群衆の流れに逆らって必死に歩いてきたという。

少し遅れて若い男が息せき切って駆け込んできた。地震で電車が止まり、彼は遠く埼玉から自転車で車洪水の道を何時間もひた走ってきたという。当夜は彼女の誕生日。祝いの席を予約していたのだ。無事を喜び抱き合う恋人二人・・・。

「大地震で大変なのに互いに必ず来ると信じた二人の深い愛情。一生忘れられぬ夜になったでしょう。感動しました」。マスターの温かい言葉もあって、近頃涙もろいオジサン記者の瞼も思わず濡れて。若い二人に幸せあれ、と心から願ってやまない。ーー

あの時大都会の片隅で、そのようないかにも若い人の活力を感じさせる小さなドラマがあった訳だが、その揺れが来た時、私達老夫婦はちょうどテレビを見ながらコーヒーを飲んでいた。

中々収まらないので玄関を開け外に飛び出し、やはり出てこられた近所の方と話を交わしていた。やがて収まり戻ると、コーヒーを持った妻が外に現れた。まだ緊張収まらず身構えていた私だが、冷めるから早く飲んでと持って来てくれた妻には一寸驚いた。

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