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2010年11月13日 (土)

Bear 今年の秋はツキノワグマが里への出没多く、怪我人も出ている。出食わしての対処法は、目を見ながら後じさりで逃げるとあるが、石ころだらけの不安定な山道などでは、そう上手くゆくかどうか。決定的なものが無いのでクマったことだ。

日本熊森協会では各地の会員が、山にドングリを運んでいるが、あくまで応急策だろう。ドングリの不作は時々あることで、根本的にはスギなどが戦後大々的に植林されたため、ドングリを作る種類の広葉樹林が、狭められたためとされている。

山を歩いていると、間伐、枝打ちなどの手入れがなされずに放置され、林内が真っ暗で下草も無く、虫や鳥も鳴かない死の森をよく見掛ける。南方材に押されほったらかしの林地だが、他国の自然を破壊したうえ、国内では花粉症の原因となり、今又クマにまで影響している訳だ。

ところでクマもだが、他にシカやイノシシなども増えており、原因として作家の熊谷達也さんが、東京新聞11/9に載せたのによると、林業の衰退により森が豊かになり、ケモノ達が住みやすくなったため増えてきたと述べている。

あの暗いスギやヒノキ林を見ていると、ちょっと首を傾げるのだが、増える一方だった植林が、不採算で大分前からストップしているので、動物たちが暮らしよくなったのは事実だろう。ハンターが高齢化などで激減しているせいもあると思う。

放置されたこれらの森林を皆伐して広葉樹林に戻し、ドングリの豊かな森に帰すのが必要だと思う。何十年単位の作業となるが、目先の事で精一杯の今の政治家では、期待出来ないのが歯がゆくてならない。

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