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2010年11月 2日 (火)

小田原城

Siro TBSの11/31「噂の!東京マガジン」によると、小田原城は城址公園に取り巻かれて建っているのだが、その樹々が邪魔で城が良く見えないというので、300本もの伐採計画があり、もう伐られたのもあるそうだ。

Photo

小田原城天守閣 (小田原市ホームページより)

伐る樹は鳥の糞などで自然に生えたものであり、これらを伐って庭園風に植栽、松本城のようにどこからでも天守閣などがよく見えるようにしたいらしい。局に呼ばれた学者は移動すれば見えるのだし、樹の間よりの城も風情があっていいという。

第一折角育った大木をいともたやすく伐るというのは、今の時代の感覚に反する気がする。伐る予定の札をつけられたクスノキなど、150年とかで見事なものである。これをそんなに簡単に伐ってよいものだろうか。(小田原城そのものは1870年廃城となり、1960年鉄筋コンクリで復元したものである。)

Photo_2

明治神宮 (航空写真家、野口克也さんのブログより)

東京渋谷の明治神宮は私も入ったことがあるが、誰しも何100年と思われる鬱蒼とした見事な森だが、人工のもので90年しか経っていないという。戦争中焼夷弾で建物の大半は焼失したが、樹々が無事だったのは、火に強い常緑樹のせいと言われる。

城郭ファンからすれば、城が良く見えるのが好ましいのだろうが、森に包み込まれた建物の良さがある小田原城も、長い時間をかけて成長した樹々をもっと尊重して貰いたいものだ。

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