あんまりな名前
藤井青銅著「あんまりな名前」
ぼちぼちお散歩日記のまゆさんのご紹介で、面白そうなので読んでみた。色々な「命名」で呆れたものを集めた本だ。
「南あわじ市市市」誤植でなく、こう呼称される所があるそうだ。あと「チビオオキノコ」という大きいのかチビなのか分からない名前。しかもそれはキノコではないだと。数々の珍命奇名が収録されている。
「大泉学園駅」ここは東京に居た時、しょっちゅう駅前を車で通っていたが、どこかに学園があるものとばかり長いこと思ってたら、そんなものは無いとのことでビックリだ。
我が伊豆半島では「伊豆の国市」という名前の市が槍玉(?)に上がっている。亡くなった鈴木前伊東市長をして「伊豆半島が一つになった時のために取って置いてほしかった」と嘆かしめたもので、隣に「伊豆市」が先に出来て仕方なくらしいが、両市ともなんとも知恵が無い。
大仁、韮山、修善寺などのいい名前を無くしての合併、一部の名前を採用すると他が反対するので、無難なのを選ぶという事なかれ主義の結果、全国にこのようなけったいな名前が沢山出現した。
「E電」は小林亜星が応募中2位、9位、20位に絞られた中、20位のE電を強力に推し採用された記憶があるが、あのザマだった。私など戦中の人間は、当時のイギリスのイーデン外相を連想したものである。
見開き左ページに絵を配し、ユーモアのある語り口で、世の中のいい加減さを批判しており、笑いながら考えさせられた。 ★★★★☆
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