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2009年9月18日 (金)

八ッ場ダム

Hatudennsyo

以前から民主党が建設中止を唱えていた八ッ場ダムだが、事業進捗率は7割だそうだ。中止の場合新たに発生する国の負担が、建設費を上回る可能性があるという。

だが大型建設事業では、必ずといってよいほど建設費は追加されて膨れ上がり、それをそのまま認めるというパターンが、自民党時代に続いていた筈で、費用のプラスマイナスは必ずしもそうはならないと思う。

そして前原国交相も言うとおり「一つの個別事業の損得で考えるのではなく、今後の河川行政、公共事業の在り方を見直す入り口という認識」だろう。

アメリカでは、ダム撤去の動きが加速しているというのに、日本では未だ造ろうとしていること自体おかしいと思っている。川辺川ダムも同じ経過を辿っている。

ダムといえば貯水された大きなものを思い浮かべるが、山歩きをしていると、細々とした急峻な沢奥にまで、幾段にも亘りダムが造られているのを目撃し、どうやってといつも驚かされる。砂防ダムというやつだ。これなどは地元建設業者のためのものと思うが。

かくして砂が下流に行かず、海岸の砂浜は痩せ細り、どこでもそれを補うための費用で自治体が苦労している。ここ伊東でも中心市街地たる所は、山砂の流出で出来た扇状地にあり、上流にある奥野ダムで松川の水流は細くなり、河口近くでも昔のように舟が遡上出来なくなっている。

ダムに溜まる砂で使用不能になるため、巨額の浚渫費用も発生している。ダムは発電、飲用などに最低限必要だろうが、治山用としてはなるべく無い方がいい。

ところで麻生さん、鳩山さんに事務引継の時「日本の針路を間違わないで欲しい」との忠告だったそうだ。アレッご自分は針路ふらふらでUターンしてたんじゃないのかね。

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コメント

群馬県知事 「地元住民や関係市町村、一都五県の意見を聞くことなく建設中止したことは言語道断で極めて遺憾。」
埼玉県知事 「民主党の公約そのものがルールを無視したもの。」
東京都知事 「基本的に建設反対に反対。7割もできているプロジェクトをやめる意味は、理解できない。」
立地予定の群馬県を除く周辺の1都4県の知事は、中止の際には支出済みの負担金約1500億円の返還を求めることで一致した。
治水の必要性は、河川の流域に住んでおらず、浸水被害を経験したことのない鳩山由紀夫には実感はないはず。
後始末をどうするのか、例えば、既にできている高さ約100mの巨大な複数の橋脚は、撤去するのか放置するのか民主党は具体策を示さなければならない。

投稿: 在日民主党 | 2009年9月20日 (日) 06:18

触れなかったが、そのような面があるのも事実で、今後を見守りましょう。

投稿: せいざん | 2009年9月20日 (日) 08:48

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