高尾山
東京八王子市の高尾山が、2007年から連続してミシュラン★★★の観光地として選出されたが、これ以上人が押し掛けては、自然環境が破壊されるという憂慮の声が聞かれる。
登山者は年間250万人を超え、世界一の数となっている。東京に居た頃は子供を連れよくケーブルやリフトで登ったが、その頃でも山頂はごった返しており、その先の裏高尾縦走路も凄いので、登山としては避けていた。でも高尾林道や大平林道に一歩入ると、静寂なコースだ。
高尾山は東京に最も近い山なのに植物相は豊かだ。それは修験道の霊場であり、現在は真言宗智山派の大本山として、高尾山薬王院有喜寺の寺域であるためだ。女性も混じる修験者が駅付近の商店を廻る姿を私も見た事がある。
このため貴重な天然林が守られて来た訳だが、ここは暖温帯系の照葉樹と、冷温帯系の落葉広葉樹、中間温帯林の針葉樹の境界に位置、植生が豊かである。人気の山は何処も踏み荒らされたり汚されたりだが、最近はだいぶマナーも良くなってきたようだ。これ以上自然が壊されぬよう願っている。
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