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2009年2月12日 (木)

清潔好き

Hoki ゴミ屋敷は不潔で汚いが、その正反対にあるのが極端に清潔好きの人だろう。清潔志向が嵩じると何回手を洗っても綺麗になった気がしないという、病的な症状が出てしまう人がある。

私の亡き母もかなり清潔家で、いつも家のあちこちを綺麗に拭き掃除していた。食事が終わるやいなや食器は直ぐ片付けられ洗い終わる。ある時母が入浴後背中が痛いと言うので見たら傷だらけ、たわしに紐をつけごしごしやった結果だった。流石に懲りてこれは止めた。

中国の大連に敗戦まで住んでいたのだが、例の蒙古風が吹く季節になると数日どんよりと暗くなるのだが、戸や窓を閉め切っても隙間からμ単位の砂が侵入して、それを拭くため母はきりがないと言いながら、一日中這いずり回りくたくたになっていた。

しかし母の箪笥の引き出しなどを開けると、整理されていない書類の山が雑然と詰め込まれ、意外と清潔家はあながち整理は得意ではない事を知る。私も母の血を引いたのか清潔好きの方だが、それ程極端ではなく手を抜いたりサボったりするが、ゴミや塵は気になる方だ。整理は上手い方だと思っている。

松居一代がマツイ棒を持ち歩いて、家の内外を何時もくまなくピカピカに綺麗にしているのは有名だが、彼女の息子さんが生まれた時重度のアトピー性皮膚炎で、それを治すのに苦労した話は講演等でも聞いて感動した覚えがある。

全身真っ赤にぶつぶつが出来夜も眠れない息子さん。私も敗戦前後の大連で疥癬に罹り、刺激性の薬で更にこじらせケロイド状になったので痒いつらさはよく分かる。引揚げて来る時は他の精神性のものとも重なりノイローゼ状態で帰ってきた。風土が変わったせいか何もしないのにあっという間に直ってしまったが。

藤田紘一郎博士の「清潔はビョーキだ」によると、極端な清潔志向が戦後の日本を席巻し、農薬が害虫と一緒に益虫も退治したように、抗生物質や消毒剤による無菌化で、有益な共生菌まで排除したのが花粉症、アトピー性皮膚炎、気管支喘息などの原因だと言う。

松居一代の息子さんのアトピーは、母親の清潔志向と関係があるのだろうか。またテレビのコマーシャルで、汚れたところにシュシュッと振り撒いているが果たしてどうなのだろうか。

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