誤診
20歳を過ぎた頃で、今から50年以上昔の話。腹痛で寝ていたが中々直らないので、近所の内科の先生に往診を頼み薬を処方される。1週間経っても痛みは治まらず、先生も首をかしげている。
食事も満足に摂れずそのうち衰弱が進み、刻一刻と身体が弱っていくのが自分でも判った。このまま死ぬんだなあとぼんやり考えていた。さすがにおかしいと親も気づき、兄の勤め先に所属する病院(当時の印刷局滝野川病院)の内科の医者を呼ぶ。
先生は一目診るなり母親を「何やってるんですか!」と叱り付け直ぐ強心剤を打つとタクシーで病院へ。盲腸が破裂して1週間になるのだった。脈は殆ど無かったそうだ。
数時間にわたる大手術、そして危篤状態が1ヶ月。しかし当時盲腸手術の名手といわれた院長、そして若い体力のせいもあり命を取り止めたが、その後数回再発手術、後遺症の眼底出血で1年眼科に通ったりで、家族には大変な心配と経済的負担を掛けた。
その後病院の内科の先生が、誤診で訴えるなら何時でも証言しましょうと言って下さった。しかし今と違って当時は医者を訴える等とても考えられず、助かっただけ幸せと考えたものだ。
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コメント
せいざんさん、そんな大変なことがあったのですか。難しいタイプの盲腸だったのでしょうかね、今だったら考えられません。
投稿: AyeYai | 2008年1月25日 (金) 19:15
AyeYaiさん。
そうなんです。盲腸は手術のうちに入らないと言われますが、破裂して1週間たち、方々に膿が飛び散ったせいです。一度の手術で取り切れず数回再発手術しました。
昨日のテレビでも癌で腸と肛門を取らないと駄目で、それでも余命1年といわれた方が、別の病院で異常なく今4年になるとか、余命も医者によりかなりいい加減らしいです。外科は切りたがりますのでご用心!
投稿: かりさか | 2008年1月26日 (土) 10:22