独裁さまざま
ミャンマー(ビルマ)最大の都市ヤンゴンで、軍事独裁に抗議し10万人に膨れ上がったデモを制圧するため、丸腰の人々に治安部隊が発砲、多数の死傷者を出した。
デモは僧侶を中心に行われ、取材中の日本人フリーカメラマン、長井健司さんが射殺された。ビデオを見ると至近距離からのものと見られ、高村外相の抗議にニャン・ウイン外相は謝罪したが、デモは外国勢力の扇動によるものと言ったそうだ。
ミャンマーは1988年全国的な民主化要求デモで、それ迄26年間続いた社会主義政権が倒れたが、直ぐ軍がデモを鎮圧し、以来19年間軍事独裁を続けてきた。
この間1990年には総選挙が実施され、アウン・サン・スーチーさん率いる国民民主連盟(NLD)等が圧勝したが、軍はこれを無視、スーチーさんは選挙直前より現在に至るまで、ほぼ自宅軟禁状態となっている。
経済は停滞し汚職がはびこり、今回ガソリン大幅値上げ、独裁者タン・シュエ議長の娘の豪華を極めた結婚式の様子がインターネットに流出、国民の不満が爆発した。何れの独裁国でも辿るパターンだ。
ところで我々は独裁国というと、まず北朝鮮を思い浮かべるが、昨日テレビで"ビートたけしの独裁国家で何が悪い"というのをやっていた。それによると色んな良い?独裁国があるもんだと思った。
ソ連崩壊で生まれたトルクメニスタン。独裁者のニヤゾフが死去、2代目のグルバングル・ベルディムハメドフが大統領に。至る所に巨大肖像画や銅像、一方的な官製テレビのみ、思想統制もと聞くと北朝鮮と同じじゃないかと思うのだが、国民は至って明るい。
それは街には物が豊富で、電気等公共料金はただ。バス代、ガソリン代もただに近い。テレビも面白くも無い官製は見ず、パラボラアンテナで自由に外国のテレビを楽しめる。これは石油、天然ガスが豊富なせいで独裁に不満は無いという。
キューバ。例のカストロ議長が48年も国民の絶大な支持で権力を握っている。決して豊ではないが教育と医療の面では驚くべき先進国である。生徒1クラス10~15人に先生2人付き、サブの先生は遅い子等の個別指導を行っている。
医療体制は世界一医者が多く、診療所は1km以内にあり往診を重視しているとか。教育費、医療費はただ。人々は日本より貧しいが、教育と医療は上だと胸を張っていた。医師不足で救急に問題が生じている我が国は情けない。
ブータンは世界で唯一、煙草の販売を禁止したことで有名だ。そして国民総生産量(GNP)ではなく国民総幸福量(GNH)を掲げる素晴らしい王国だが、ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王が退位宣言され、総選挙を行い民主国家に生まれ変わる。
独裁国家は指導者が優れていれば、能率的で良い面が出るが、高齢のカストロ議長等後が心配だ。その点ブータンの時代に即応しようとする国王の態度は立派だ。我が国だってつい最近まで、軍事独裁国だったことを忘れず歴史に学ばなければいけない。
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女子バレーの観戦とて、少し濃いお茶を淹れたのがいけなかった。寝付いたのは2時、この間蟋蟀が土間で鳴いていてこの下手な歌が出来た。










