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2007年3月13日 (火)

「逝きし世の面影」を読んで

Book 日本が近代化につれ失つた、明治末年以前の文明に、幕末、明治の主に来日外人の見聞録をもとに考察した渡辺京二の逝きし世の面影600ページの労作を読了した。

読んでいて、今はすっかり失はれてしまった色々な良き事についての驚きがあったのだが、今でも充分日本人の中に生きているなと思った事柄がある。火事で焼け出されても悲嘆に暮れることなく、沈着で直ちに再建に掛かる様は外人には驚きだったらしい。

今でも地震、風水害の時などに外国では呆然として手が付かなかった時に示される助け合いと、復興の早さ。どさくさに略奪が多いのにそれも殆ど見られない。救援物資に強いものが我先の光景も見られない。

神戸の大震災の時は炊き出しが直ぐ行はれ、これを見た韓国の人達がその後真似をしたそうだ。日本人の立ち直りの速さ、また普段付き合いなど無くても、非常の時はお互い助け合うのも誇っていい。

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