(大連の思い出5)岡本一平と太極拳
祖父の書棚から、岡本一平の風刺漫画集を出して2~3名の友達と見ていた。当時"総理の名は知らなくても一平を知らぬものは無い"と言われていたそうだが、子供だから漫画に惹かれて見ていただけだったろう。
その中に確か記憶では、各国の首相の顔だけが輪になって繋がり、下に蛸の足が付いている漫画があった。見終わって皆で公園に遊びに出掛けた。すると遠くの丘で顔が胴の辺りにあってくねくねと動いている物があった。
誰かが"出たっ!"と叫ぶと我先に一目散と逃げ出し、入り口まで戻りやっと安心して子供の事とてそれはそれで終わりとなった。その朧な記憶を今考えて見た。公園には余裕のある満人達が、鳥籠を持って来て楽しんだり、太極拳をやったりしているのを良く見掛けた。
太極拳は地面近く迄身体をゆっくり曲げる動作があり、漫画を見た後、蛸人間となってビックリしたのではないかと。 岡本一平漫画漫文集が岩波文庫であり取り寄せたがそれらしいのは無かった。
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コメント
こんにちは。
大道芸観覧レポートという写真ブログをつくっています。
「かなり昔の漫画」で岡本一平の漫画漫文も
とりあげています。
よかったら、寄ってみてください。
http://blogs.yahoo.co.jp/kemukemu23611
投稿: kemukemu | 2007年4月 2日 (月) 19:35
kemukemuさん こんにちは。
ブログ拝見しました。なかなか珍しい写真が一杯ですね。
大道芸は私の街のマリンタウンという道の駅にもよく来ます。
ゆっくり見せていただきます。
投稿: せいざん | 2007年4月 3日 (火) 11:02