2009年7月10日 (金)

山と雲と蛮人と

Book 鹿野忠雄著「山と雲と蛮人と

最近はあまりやらないが山歩きが好きなので、山岳小説家として有名な新田次郎のものや、日本百名山の深田久弥のものなどは殆ど読んだのだが、これはそのどれにも負けない、いやそれを超える魅力を持った作品だった。

南方熊楠、牧野富太郎的な博物学者である鹿野の、待望された復刻版だそうだ。昆虫特に蝶好きな著者が、日本統治下の台湾の山岳に分け入る紀行文だが、書名は妻がつけたそうだ。

台湾の雄大な山岳や動植物の記述はもちろんだが、何と言っても山岳に割拠する原住民との出会いが本書の中心にあり、日本が植民地として統治する中で、政策として蛮族同士の争闘を止めさせるべく行われたわけだが、そのことにより文明化して失われゆくものへの哀惜が込められている。

写真集では一様にガッシリした足で立つ、ブヌン族の男達が見られるが、その中でもブヌン族とツオウ族の代表が州界で握手のシーンは印象的で、何回見たか。最後の未帰順蕃頭目ラホアレもそうだ。

山も大変だが、彼らの脅威を縫っての単独山岳行はスリルがある。敗戦時38歳でボルネオで行方不明となるまで、台湾の自然と蛮人を愛した想いが伝わる名著で、台湾でも"山岳文学の美の殿堂を開いた人物"と讃えられているそうだ。

にほ

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2009年7月 9日 (木)

マイケル追悼式

Snow_crystal_w3 7日ロスアンゼルスのスティーブルズセンター競技場に、6月急死したマイケル・ジャクソンさんの棺が運ばれて、追悼式が行われた。

厳かであるのはもちろんだが、次々と有名歌手が歌う様は感動的で、歌の持つ力をまざまざと感じさせられた。特に"ウイ・アー・ザ・ワールド"には。

最後の家族達の挨拶では、初めて姿を見せた長女のパリス・キャサリンちゃんが「最高のお父さんでした」と泣き崩れ、皆で慰める様には誰しも貰い泣きさせられたろう。

一時は犯罪者扱いされたが、結局無罪。誰もが感じた不自然な整形も、不仲の父親に似てくる自分から逃れるためということで、繊細だったであろう彼のことを思うと哀れになる。

世界中の子供の幸せのために歌い続けたマイケル。夢であったネバーランドに葬り、ここをメモリアルパークにしてあげたいものだ。

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2009年7月 8日 (水)

キブシ

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木五倍子。キブシの実。林道にて。

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2009年7月 7日 (火)

ナワシロイチゴ

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苗代苺。近所の石垣にて。

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2009年7月 6日 (月)

静岡知事選

Fuji 5日の静岡県知事選挙で、民主党などの推す川勝氏が自民党などの坂本氏を押さえ僅差であるが勝った。

私は最初女性である坂本氏に入れようかと思ったが、石川前知事と同じ官僚出身ということで躊躇、自民党を出た渡辺元行革相の推す、官僚政治打破を訴える海野氏にしようと考えていた。

しかし民主党の支持団体である連合と折り合いが悪く、小沢氏より取り止めるよう説得されるも調整出来ず、これでは票が割れるなと思った。川勝氏が僅差でも勝ったのは国政に対する批判票のせいと思う。私も最終的には川勝氏に一票。

静岡は石川前知事による空港建設が今年完成したが、予想通りその稼動状況は不況のなか芳しくなく、県財政の重荷になる予感だ。東海地震に備え耐震強化が叫ばれているが、それが必要なような家に住んでいる人はお金が工面できない。空港建設の費用で賄えたのではないかと悔やまれる。

ところで国政だが、麻生総理は地方選と衆院選とは別だといっているが、過半数の国民はとにかく自民党は下野して民主党にと考えているのは、最近の数々の地方選の結果を見れば明らかだ。下野を恐れず一刻も早く解散すべきだろう。

民主党も現状頼りないのだが、長年政官財に淀み溜まった膿を一掃するためには政権交代が必要で、多少のゴタゴタは目をつぶらなきゃなるまい。

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2009年7月 5日 (日)

彩雲

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昨日のAM10:39に伊東の東の空に発見。彩雲ではないかと思われるが、雲自体は飛行機雲の崩れたもののようだった。

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2009年7月 4日 (土)

ラッキークローバー

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学名:オキザリス・デッペイ。カタバミ科。クローバーはマメ科。

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2009年7月 3日 (金)

アメリカデイゴ

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亜米利加梯姑。まだ幼木だが花は盛大。しおさい公園にて。

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2009年7月 2日 (木)

(山路回想36)富士山頂

Fuji 今年の富士山は1日の山開きにまだ雪が残り、頂上までは行けないそうだ。ところで新聞によると最高点、剣ヶ峰より8合目付近まで柵があり、これは気象庁が1958年交代登山中の職員が、遭難死した事を受けて設けたものだという。

でも測候所は昨年廃止され撤去するという。使わないので管理出来ず、責任は持てないということだ。環境庁は存続を希望というが、管理を替われないものだろうか。

1979年私が夜行で登った時はこんな立派な柵でなく、ロープを伝って薄い空気の中僅かな登りを息絶え絶えだった。不意に襲う猛烈な風に這いつくばって進む地点もあり、柵は必要と思う。

当時頂上のトイレは物凄い状態で、とても出来なく5合目まで下るまで我慢した。今ではバイオトイレが普及し、そんな事は嘘のようらしい。

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1994.08.19御来迎。下は丹沢山塊と河口湖。

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2009年7月 1日 (水)

蓑虫

Mushi 孫にミノムシを見せようと一年近く探しましたがいません。昔はどこにでもいたのになぜ?という質問が新聞に載っていた。

その返事によると、以前よく見かけたミノムシはオオミノガで、これを殺すオオミノガヤドリバエという寄生バエが中国などから侵入、その凄い繁殖力で瞬く間に全国に拡がり、殆どいなくなったのだそうだ。

現在見られるのは寄生を免れた小型のチャミノガで、元々数も少ない種類だと。我が家でもここ10年くらいで記憶では3匹見つけたきりだ。

付近のミズキに付く白いガは去年まで猛威を振るっていたが、今年は激減した。クロウリハムシという小さく可愛い虫がいる。とろい奴で摘んで殺せるが、キキョウやナデシコを枯らすまでたかるので、見つけ次第捕まえていた。それが今年は数匹見かけるのみだった。

キク類の茎を折って卵を産み付けるハチも今年は殆ど被害なし。例年凄いヤブカも見られない。ただアカイエカだろうか、これは今年は多く夜中線香が絶やせない。虫の世界も色々変化しているようだ。

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2009年6月30日 (火)

ネムノキ

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合歓木。近所に結構あるが高くて花が撮れない。

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2009年6月29日 (月)

アガパンサス

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淡青色と白。原産地の南アフリカでは常緑だが、こちらでは冬地上部は枯れる。しおさい公園にて。

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2009年6月28日 (日)

オタマ騒動

Karasu 石川県で目撃され各地に拡がった、空からオタマジャクシが降ってきた現象だが、 大槻義彦教授のブログによると、気象庁でも把握していない局地的竜巻の説を採っている。

だが27日の東京新聞読者欄では、巣に餌を持ち帰る途中、カラスの嫌がらせを受けたサギ類が吐き出した説が載っていた。どうもその辺が正解のようだ。田舎では結構ある光景らしい。

たしかにカラスは他の鳥をかまう意地悪?な性質があり、私の近所でも一回り大きいトビがよく追い回されている。鳥ではカラスの他にヒヨドリとムクドリが嫌な鳴き声で煩い。

最近ムクドリが沢山電線に止まってギシギシと鳴き、糞として出す1cm径の木の実が一杯落ち、トタン屋根などに当たると大きな音がしてビックリさせられている。これから見てもオタマ騒動は鳥によるものと思われる。

鳥によって遠くに運ばれる種子は多く、我が家でも色々の木々がいつの間にか生じてくるが、付近の山にあるカラスザンショウは抜いても抜いても生えてくるが、ミズキはあまり無い。

鳥の胃袋を経由しないと発芽しないとか、自然のこういう仕組みは大したものと思う。オタマ騒動も収束に向かっているらしい。

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2009年6月27日 (土)

ハルシャギク

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春車菊。北アメリカより明治時代に渡来。国道135号線道端にて。

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2009年6月26日 (金)

シロバナキョウチクトウ

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白花夾竹桃。多い淡紅色のはもう終わり近かった。しおさい公園にて。

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